卒業生による講演会

今日は本校男子テニス部卒業生の橋本悠（２０１０年度卒）が来校して、高校１年生に対して講演をしてくれた。橋本は中学から本校に入学した一貫コース出身の生徒で、中学男子テニス部の初代キャプテンでもある。高校男子テニス部でもキャプテンを務め、２年生の時にはレギュラーメンバーとして全国高校選抜テニス大会に出場を果たし、博多でプレーした。高校在学中は、部活を引退した後、外務省によりタイに派遣されるなどの様々な活動に参加した。高校を卒業後は立命館大学の国際関係学部に進学し、そこでアメリカの大学と立命館大学の２つの学位を取得することができるプログラムに入学し、去年の夏までアメリカの大学で２年間過ごし、優秀な成績で学位を取得した。帰国後は経済産業省の派遣によりミャンマーでのインターンを経験し、現在は日本とミャンマーの学生間の交流を促進する団体の代表を務めるなど精力的に活動している。今日の講演では、高校１年生に対して、自分の高校での経験がどのように今の自分の人生に活かされているなどの話をしてくれた。男子テニス部で過ごした時間が今の自分の糧になっているという話もしてくれた。現役時代にもキャプテンとして立派にチームを率いてくれたが、高校を卒業し様々な経験を通して大きく成長したことを、自信を持って３００人を超える生徒の前で話す彼の姿から強く感じることができた。同時に彼が本校男子テニス部の卒業生であることに強い誇りを感じた。彼の今日の講演は、話を聞いた１年生たちの今後に、様々な方面でよい影響を与えてくれると確信している。４０分という短い時間であったが、心に響く素晴らしい話をしてくれた橋本悠に心より感謝したい。

　橋本をはじめ、本校男子テニス部の多くの卒業生がテニス部時代での経験を生かして、様々なところで活躍している。今後も今日の橋本のように、卒業生の活躍から力をもらえるような企画を立てていきたい。また、現役の部員は、自分たちにはたくさんの素晴らしい先輩がいることに誇りを持ち、今やっていることに自信を持って全力を尽くしてほしい。