中学練習試合
高校生が試合でコートを使用しなかったため、中学男子テニス部は大阪・八尾大正中学男子テニス部に来ていただいて練習試合を行った。新チームになってからの初の練習試合であったが、力負けする試合が多く大きく負け越してしまった。中学からテニスを始めた選手がほとんどの中学テニス部にとってはまだまだ試合で使えるショットが限られている。サーブやストロークなどの技術はついてきて力強いショットが打てるようにはなってきているが、安定感に欠け、試合で使えるレベルにはまだ達していない。またボレーやスライスなどの細かいショットを使えないためにプレーに幅がない。将来性のあるテニスを身につけるために、勝ち負けにこだわりすぎず伸び代のあるテニスを目指して練習させてきたこともありプレーに粗さが目立つ。そろそろ試合に勝つことを視野に入れた練習を取り入れていかなければいけない。今回の結果が中学生にとってテニスを「上手くなりたい」ではなく「強くなりたい」という気持ちを強くしてくれたはずである。もっと勝つことに貪欲になり、勝負できる選手になってほしい。今後の彼らの成長に期待したい。