中学新体制

８月のジュニアの大会後、中学校男子テニス部は３年生が引退し２年生が中心となって練習している。その後３年生はオーストラリアでの研修旅行を経て、先週火曜日より練習に参加している。中学３年生は高校でテニスを続けるもののみの参加となり人数もかなり少なくなったが、高校に入学するまでの時間を今までよりもレベルも高く厳しくなる高校テニスの世界でやっていくための準備期間としてレベルに応じて高校生の練習に参加していく。中学１、２年生は新キャプテンの定由を中心として新チームとして活動している。３年生が引退する前に比べると行動や練習の姿勢も改善が見られている。まだまだ幼かったり意識の甘い行動が多々見られるが少しずつ成長していってほしい。８月半ばより海外研修旅行に参加していた高校３年生も今月初めに帰国し、高校の団体戦や中学生の練習相手などを務めてくれており、重要な役割を果たしてくれている。高校３年生が戻ってきてくれてから中高ともに全体の練習の雰囲気やレベルが上がり、練習の質が上がってきている。特に中学生にとっては高校生と打ってもらえる機会が多くなり、上達するスピードが上がっているのを感じる。ただ、先輩との練習、テニスコートの面数など環境的にはとても恵まれているがそれだけで全員が強くなれるほど甘くはない。結局は自分の努力がなければ周りと差をつけることもできないし、競争で勝ち残っていくことはできない。中学生にとっては平日の練習時間は短く限られている。家に帰ってから素振りをしたり、トレーニングをしたり、テニスの動画を見てフォームを研究するなど個人個人の努力が今後の勝負の結果を大きく左右する。人が見ていないところで努力できるような選手になってほしい。