立命館宇治中学・高等学校男子テニス部ブログ        Ritsumeikan Uji Boys' Tennis Team Blog

立命館宇治中学・高校男子テニス部の日々の活動を紹介します。 We will keep you updated on our club activities.

練習試合

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朝から雨が降っていたが、昼前には止み、予定していた練習試合を行うことができた。高校テニス部は大阪・狭山高校テニス部に来ていただき、本校テニスコートにて練習試合を行った。中学テニス部は大阪・同志社香里中学での練習試合に呼んでいただき、同志社香里中学と大阪・三島中学テニス部と練習試合を行った。

狭山高校のとの練習試合は高校テニス部にとっては6月に新チームが発足して以来、初めての練習試合となった。狭山高校とは毎年何度も練習試合をさせていただいているが、今回もほとんどの対戦が接戦となり、緊張感のある試合をたくさんさせていただくことができた。この間試合の緊張感を意識して、簡単なミスをせずに粘り強くプレーすることを心掛けて練習してきたが、やはり試合になるとミスが増えてしまい、無駄に相手にポイントを与えてしまう場面が多かった。それでも試合を重ねるごとにミスが減っていき、自分の本来のプレーができる試合が増えていった。負けた試合でも今後の練習で改善できる部分が多くあり、伸び代を感じることのできるプレーも多く見られた。新チームにとっての最初の大会となる京都サマージュニア選手権を約1週間後に控え、実践さながらの緊張感のある試合をたくさんすることができたことは大きな収穫となった。今後はまだまだ多くみられる単純なミスをいかに減らしていくかをテーマに大会までの練習に臨みたい。

 中学テニス部は練習の成果が見られる場面もあったが、相手校の安定感のあるプレーに翻弄され、ミスを連発して負けてしまう試合がほとんどであった。練習を通して一定の技術が身についてはきているが、試合という緊張する場面で安定して力を発揮するには、あまりにも精神的に頼りない。まだまだ練習中に1ポイント1ポイントの重みを感じることができずにプレーをしていることが浮き彫りとなった。技術ばかりを追求した練習をしていては、「上手く」はなれても「強く」はなれない。ここぞという場面で自分のベストなプレーができるような精神的にタフな選手を目指してほしい。目標としてきた全国中学テニス団体の部の京都府予選まで1週間を切った。残された時間での練習の全てのボールを試合の1球だと思って練習に臨んでほしい。今回の試合では悔しい思いをした選手がほとんとではあったが、その気持ちを来週の試合でぶつけて、勝利を勝ち取ってほしい。

 今日は高校の練習に立命館大学の体育会庭球部で頑張っているOBの北野暢平と市川達也が顔を出してくれた。練習試合の合間に現役の部員の練習相手をつとめてくれ、練習試合後にはそれぞれの選手たちにアドバイスをしてくれた。特に練習試合に出られなかった下位の選手にとっては先輩と練習することができ貴重な経験となった。今後も卒業生をはじめとして大学体育会庭球部との関係をよりよいものにしていきたい。