近畿大会京都府１次予選（シングルス）

近畿大会シングルスの京都府１次予選が各校テニスコートで行われた。本校テニス部からは本戦シードの１名を除いた１０名が予選に出場した。１０名中１名だけが予選を突破するという厳しい結果となった。予想していた結果を下回る結果となってしまい本番の試合の難しさを痛感させられた。今回の試合では技術の問題よりも、試合の中で相手のプレーに適応する能力の低さを感じた。普段の練習で同じパターンの戦い方ばかりを試すのではなく、色々な相手・状況を想定して、それぞれの相手・状況に対応できるプレーの幅を身につける必要がある。普段から言われたことばかりをするのではなく、創造力や発想力といった力を使いで様々なことを試行錯誤をできるようにならなければいけない。そういった力が欠けていることが今日の試合を見ていて強く感じた。試合の中で自分のプレーが相手に通じない時にどうしたらいいのかわからなくなってしまうといった試合が多かった。すぐに改善できる部分ではないので練習の中で取り組んでいきたい。明日はダブルスの１次予選が行われる。試合の中で新しいことを試すことは難しいが、難しい状況の中で自分たちができる範囲の中での想像力と適応力のあるプレーを見たい。少し自分たちの戦い方、戦術を変えることで状況が変わり接戦をものにすることができることもある。相手にリードされたときにあせるのではなく、その中で何ができるのかを考える余裕をもってもらいたい。シングルスの悔しさを晴らすことができるような結果を期待したい。

シングルス本戦進出者：網干（本戦シード）、岩瀬