中学府下地区大会個人の部

中学生の府下地区大会のシングルスとダブルスの試合が行われた。ダブルスで１ペアがベスト８に入り府大会への出場を決めた。シングルスでは惜しい試合もあったものの府大会へ進出できた選手はいなかった。全般的に、声も出て、勝ちたい気持ちの伝わってくる試合が多かった。気持ちの部分では決して負けていなかった。その中で他校の選手との技術の差を感じる敗戦が多く、今後の練習のやり方を考えさせられる結果となった。よい環境を与えられれば強くなれるほどテニスは甘くないことを痛感した選手が多かったと思う。たくさんボールを打てば上手くなる、自分より上手な選手と練習すれば上手くなるといった考えは間違っているわけではないが、それより大切なことはたくさんある。練習時間が短くても、練習相手が強くなくても強くなっている選手はたくさんいる。そういった選手を見習うべきである。教えてもらってばかりで、自分から調べたり、試したりする姿勢がなければ何をやっても成功できない。立命館宇治中学・高校のテニス部の練習環境は他校と比べてもいろんな意味で恵まれている。その中で思うような結果が出せていないのであれば、その原因は自分たちの中にあるということである。そんなに教えられていなくても、ボールをたくさん打っていなくても上手になっている選手はたくさんいるということを知っておかなければいけない。もっと練習１球１球を大事にし、１球１球から学び上達する気持ちを持たなければいけない。自分の打ち方や動きを客観的に観察する力も必要である。そういった部分がもっと出てくればよい練習環境ももっと生きてくるはずである。

２５日には団体戦の府予選が行われる。府下地区予選では敗れてしまったが、その悔しさを生かして、少ないチャンスをものにして勝利してほしい。

今日は暑い中多くの保護者の方々に応援来ていただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。